●7月13日(水)第11ステージ
カルカッソンヌ?モンペリエ
162.5km 平坦ステージ
ユネスコの世界遺産である城塞都市カルカッソンヌをスタートし、4級山岳を2つ越えればあとは平坦が続いていくため、集団スプリントが楽しめるだろう。
●7月14日(木)第12ステージ
モンペリエ?モン・ヴァントゥー
184km 上級山岳ステージ
序盤は平坦が続くが、中盤以降は4級山岳・3級山岳と越えていき、モン・ヴァントゥーで総合争いの勝者が絞られる可能性が大きい。「死の山」と呼ばれるハゲ山を1番で登頂するのはどの選手だろうか。
●7月15日(金)第13ステージ
ブール・サン・タンデオル?ル・ポン・ダルク洞窟
37.5km 個人タイムトライアル
2016年のツールで最初のTTとなる。最初の7kmと最後の3kmで山があり完全な平坦ではないが、起伏はそれほどきつくないため、TTを得意とする選手にとってぜひともステージ勝利を飾りたいステージだ。
●7月16日(土)第14ステージ
モンテリマール?ヴィラル・レ・ドンブ、パルク・デ・ゾワゾー
208.5km 平坦ステージ
●7月17日(日)第15ステージ
ブール・カン?キュロズ
160km 上級山岳ステージ
なんと6つもの峠が立ちはだかる厳しいコース。
序盤にいきなり1級山岳、その後2級山岳と3級山岳2つを経て、超級山岳グラン・コロンビエを迎える。さらにそのあとに1級山岳となるル・グラン・コロンビエのつづら折りが控えており、容赦なく選手たちの足を削る。
●7月18日(月)第16ステージ
モアラン・アン・モンターニュ?ベルン
209km 平坦ステージ
国境を超え、スイスの首都ベルンに到着するこのステージでは、ベルン市街地に入ってから搭乗する石畳のでこぼこを乗り越え、最後はスプリント勝負。
●7月20日(水)第17ステージ
ベルン?ファンオ・エモソン
184.5km 上級山岳ステージ
ツール初登場となる1級山岳ラ・フォルクラ峠と、こちらも初登場の超級山岳ファンオ・エモソンを越えなければならない
●7月21日(木)第18ステージ
サランシュ?ムジェーヴ
17km 個人タイムトライアル
わずか17kmだが、非常に厳しいTTとなる第18ステージ。距離2.5km、平均勾配9.4%というドマンシの上りがあるからだ。
●7月22日(金)第19ステージ
アルベールヴィル?サン・ジェルヴェ・モンブラン
146km 上級山岳ステージ
山頂フィニッシュとなるのはこの第19ステージが最後となる。距離の短い山岳ステージは、おそらく最初からアタックがかかり、高速でのレースになるだろう。山頂フィニッシュとなるのはこの第19ステージが最後となる。距離の短い山岳ステージは、おそらく最初からアタックがかかり、高速でのレースになるだろう。1級山岳、2級山岳を1つずつ越え、その後にはツール初登場の超級山岳モンテ・ド・ビザンヌが待ち構える。そして最後は1級山岳サン・ジェルヴェ・モンブラン-ル・ベテを上る。
●7月23日(土)第20ステージ
ムジェーヴ?モルジーヌ
146.5km 上級山岳ステージ
シャンゼリゼ到着の前日に勝負を決する舞台となるのは、ムジェーヴからモルジーヌへ向かう間に4つの山岳を越えていくコース。2級山岳と1級山岳2つを越え、超級山岳ジュ・プラヌ峠を越える。そして最後は、全長12kmにもおよぶダウンヒルでの勝負となる。
●7月24日(日)第21ステージ
シャンティイ?パリ シャンゼリゼ
113km 平坦ステージ
前日で総合優勝は決まった。マイヨ・ジョーヌとそのチームを称えるこのステージは、世界一の目抜き通り、シャンゼリゼ大通りでの周回走行。2016年ツール・ド・フランスの最後の勝利を手にするために、圧巻の集団ゴールスプリントが見られるだろう。
世界で最も過酷なレースの栄冠を勝ち取るのは誰でしょうね。
前編は以下のURLです。
《追記1》
ツール・ド・フランスに日本人として唯一出場中の新城幸也(ランプレ・メリダ)は7月22日、第19ステージを166位でゴール。チームのエースが個人総合順位を上げるなど「チームは皆調子が良く、雰囲気も良い」とレースを振り返った。
《追記2》
第103回ツール・ド・フランスは7月24日に最終日を迎え、第21ステージを113kmで実施。パリ・シャンゼリゼ通りにフィニッシュするスプリント勝負では、アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)が今大会初勝利。昨年に続くシャンゼリゼでの勝利を挙げた。マイヨジョーヌを賭けた個人総合では、クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)が2年連続3回目の優勝。そして、日本からただ1人出場していた新城幸也(ランプレ・メリダ)は53位でフィニッシュし、6度目の完走を果たした。
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