6月12日の米朝会談中止!

ビッグニュースです。6月12日にシンガポールで予定されていた米朝首脳会談が中止になりました。

北朝鮮が核実験場を爆破するなどして着々と朝鮮半島の非核化へ向けて動き出しているときに、なぜこのような行動に米国は出たのでしょうか。

米国のトランプ政権は、中止の理由を「最近北朝鮮が米国に対して猛烈な怒りと敵意を示すようになった、このため現時点では適切な時期だはなくなった」としています。

このため両国の関係は「振り出し」に戻ったかの感があります。各国の「経済制裁」のために北朝鮮は「貧窮」にあえいでいます。指導者としてはこの事態をなんとか「打開」したいはずです。しかしトランプ氏(1946年ー)は70代、金正恩氏(1984年ー)は30代。年のひらきを感じますね。

首脳会談へ向けての両国の動きはスムーズではなかったようです。開催へ向けての実務者級協議の会合に北朝鮮の代表団は現れなかったということもあったようです。両国の足並みはそろっていなかったのですね。残念なことですが、「現時点では適切ではないとしているので、「米朝、朝米首脳会談」が開かれる可能性はあるわけです。周辺国、関係国の努力にもかかっていると思います。

《追記》
米朝首脳会談は、中止になりましたが、二点三転して当初の予定通り再び6月12日に開催されることになりましたね。場所は新聞の記事によると、シンガポールセントーサ島に決まったそうです。東南アジア有数のリゾート地として知られるところです。