今年も「世界遺産委員会」が、6月24日から中東のバーレーンの首都マナマで開かれていましたが、日本が推薦している「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の「世界文化遺産への登録」を決定しました。この結果、国内の世界遺産は文化遺産が18件、自然遺産が4件の合わせて22件となりました。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」はキリスト教の信仰が禁じられた徳川時代の17世紀から19世紀にかけて、厳しい弾圧を受けながらも独自の形で信仰を続けた潜伏キリシタンの歴史を伝えるものです。長崎県と熊本県の合わせて12の資産からなっています。
《長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産》
①南島原市の「原城跡
②平戸市の「春日集落と安満岳」
③平戸市の「中江ノ島」
④熊本県天草市の「天草の崎津集落」
⑤長崎市の「外海の出津集落」
⑥長崎市の「外海の大野集落」
⑦佐世保市の「黒島の集落」
⑧小値賀町の「野崎島の集落跡」
➈新上五島町の「頭ヶ島の集落」
⑩五島市の「久賀島の集落」
⑪五島市の「奈留島の江上集落」
⑫長崎市の「大浦天主堂」