作家川端康成の名作「雪国」の、「創作メモ」見つかる!

こんにちは虫眼鏡です。2022年は、最初の言葉は「こんにちは虫眼鏡です」で始めることにしました。私のブログのタイトルを「奇妙」に思う人もあると思いますが、「qmushimeganeq」は頭と後ろに「q」の字をつけただけで、「mushimegane」のブログという意味です。

今日は4月3日、東京は雨でした。気温は8度、湿度は97%です。

作家川端康成の名作「雪国」の「創作メモ」が見つかったそうです。雪国の世界に新しい「光」が当てられることでしょう。

見つかったメモは、縦横20センチほどの用紙。その中には、「玉蜀黍色(とうもろこしいろ)」など「雪国」に使われた語句が羅列され、実際に使ったアイデアは線を引いて消すという、川端の創作過程で見られる特徴がありました。

日本近代文学館中島国彦理事長は「今まで知られていなかったもので驚いた。『雪国』は冒頭を削るなど、川端が絶えず未完として理想を追い求めた作品だった。今回のメモによって『雪国』自体が本当に完結していたのかなど、さまざまな可能性についての議論が出てくるだろう」と話しています。

「雪国」は完成した作品でななかったのですね。「伊豆の踊子」については「形式的に完成した作品」という批評家の言葉がありますがね。