第69回全国植樹祭開催される

今日の東京は台風5号の影響で小雨が降っています。

昨日6月10日、福島県天皇・皇后両陛下をお迎えになり、「第69回全国植樹祭」が福島県相馬市で開かれました。約8000人の人が集まりました。

全国植樹祭」は、昭和25年より開催されている国土緑化運動の中心的行事で、福島県では昭和45年に猪苗代町天鏡台で開催されたことがあります。

会場では、天皇陛下クロマツ皇后陛下アカマツの苗木を植えられました。また、復興のシンボルとして、皇居の森で採った種から育てたエノキの苗木の記念植樹も行われました。これらの苗木は将来的には防災森林の一部になり、福島県の復興のシンボルになります。

今年は東日本大震災から5年になるため、両陛下は東日本大震災で被害を受けた地域の復興の模様も見て回られ、被災地の人々を激励されました。

次回の「全国植樹祭」は、「木に託す もり・まち・人の あす・未来」を大会テーマ に、2019年春季に愛知県森林公園で開催の予定です。