米国で、トランプ大統領の「弾劾裁判」始まる

今日は1月22日、東京は曇りです。気温は5度。

昨日の大相撲は、今場所カド番の大関豪栄道は、宝富士に送り出しで敗れ7敗目を喫しましたね。もう後がありません。先場所高安が大関の地位から陥落していますね。若手が力をつけてきているのでしょうね。

米国では、トランプ大統領の「弾劾裁判」が日本時間のきょう未明から始まりましたね。

トランプ大統領は、先月、野党民主党が多数派の議会下院で「弾劾訴追」されました。訴追理由は、ウクライナ疑惑をめぐりトランプ大統領が自らの政治的利益のためにウクライナに圧力をかけた「権力乱用」、議会による調査を妨害した「議会妨害」があったというものです。トランプ大統領弁護団を率いるシポローネ法律顧問は「唯一の結論は、大統領は何も悪いことはしていないことだ」と述べ、真っ向から争う姿勢を示しています。トランプ大統領も「何年も続いている魔女狩りで、恥ずかしいことだ」と弾劾裁判を非難しています。両者の攻防が興味深いですね。

裁判では最初に今後の裁判の進め方について審理した後、検察側・弁護側がそれぞれ冒頭陳述を行う見通しです。合計24時間が配分されている。その後、質疑応答が行われ、その結果を受けて陪審員役の上院議員が「権力乱用」と「議会妨害」について「有罪」「無罪」の判断を下す。出席議員の3分の2以上が「有罪」に回れば、トランプ大統領の罷免が確定する。

しかし、上院では共和党の勢力が強いため、罷免の可能性は低いと考えられている。どうなるでしょうかね。

1999年のクリントン大統領の弾劾裁判の時は、結論が出るまで5週間かかったそうです。今回は「2週間以上続く可能性は低い」と米高官は述べています。