中国で猛威をふるう「新型肺炎」

今日は1月27日、東京は曇りです。気温は7度東京はこのところ曇りの日が続いていますね。明日も雨か雪のようです。早く晴れてほしいですね。

このところテレビのニュースは毎日のように、中国で猛威を振るっている「新型肺炎」のことですね。これは新型の「コロナウィルス」が原因のようですね。59人の患者のうち、15人から同じウイルスの遺伝子が検出されたそうです。

この「新型肺炎」は、昨年12月以降中国の武漢で流行りだしました。それが今では中国全土に広がり、死者80人 患者2744人に拡大しましたね。中国当局は連接触するのを防ぐなどの対策を行っているようです。

「コロナウィルス」とは面白い名前ですね。「コロナ」というのはギリシア語が語源で、王様などがかぶる冠のことです。ウイルスの表面の突起が冠に見えるからこのような名前が付いたそうです。

中国ではこれまでも同じようなことがありました。2002年から03年にかけて、中国の広州を中心に流行した肺炎で、これまで知られていなかった新しいウイルスが原因でした。このウィルスは「SARS(サーズ)コロナウイルス」と名付けられました。

また、2015年6月、中東地域及び韓国で感染拡大した新型コロナウイルスおもりました。こちらも肺炎を主症状としており、死亡率が40-50%前後と非常に高い。こちらはMERS(マーズ)コロナウイルスとよばれています。

コロナウイルスは人以外の哺乳類にも感染することが知られています。コロナウイルスの中でもいろいろなタイプがあり、細かく分類されていますが、人に感染するものとして、これまで知られているコロナウイルスは、そのうち6種類です。うち4種類は「普通の風邪」の原因で、残りの2つが上述のSARSとMERSコロナウイルスです。