「火星」の解明に新しいデータ

今日は8月22日、東京は晴れです。真夏日といった感じです、気温は29度ですが。

2018年に火星に着陸し、NASAの火星探査機「インサイト」が、2019年初頭から地震計を使って火星の内部構造を理解するために必要なデータを集めてきた。インサイトは高度な地震計を搭載しているのだ。この地震計を使って、火星の内部を調査している。その結果が、2021年7月22日付の学術誌「サイエンス」に発表された。

火星はすい星に次いで2番目に小さな惑星で、太陽から数えて4番目に位置する。しばしば「赤い惑星(Red Planet)」と呼ばれるが、これは「赤く」見えるからである。火星の表面を覆っている鉱物による現象である。また、火星にはフォボスダイモスという2つの月があり、小さくて不規則な形をしている。月が2つあるというのは、面白いと思いますね。

インサイト」持ってきたデーターからは、火星の核の大きさだけでなく、地殻やマントルについても詳しいことがわかってきた。かつては液体の水をたたえ、磁場を持ち、生命がいたかもしれない火星が、どのようにして今のような過酷な環境に変わっていったのか、少しでも「解明」につながるでしょう。