夏休みの読書に中国の古典はいかがですか?

今日は7月17日、東京は晴れでした。気温は25度。

東京では「お盆」が過ぎましたね。しかしまだ梅雨明けはしていません。蒸し暑いです。

学生はもう「夏休み」に入っている人が多いと思います。今年は夏休みが前倒しで実行されるとか聞きましたから。学生のころには「読書」が大事ですね。後々になって「精神」の糧になりますからね。そこで私は、中国の古典なんかを読んでみてはどうかと思いますので、著名な「三国志」「西遊記」「水滸伝」「金瓶梅」などの概略を述べてみたいと思います。

三国志 成立は明代で、著者は羅貫中といわれている。天下統一を目指す曹操軍に対し、劉備と呉主・孫権の連合軍が長江をはさんで立ち向かい、名軍師・諸葛亮孔明(181~234)の活躍で奇跡の大勝利を果たす。有名な「赤壁の戦い」が描かれる。

西遊記 成立は明の時代、作者は呉恩といわれている。唐僧・三蔵法師が白馬・玉龍に乗って三神仙(神通力を持った仙人)、孫悟空猪八戒沙悟浄を供に従え、幾多の苦難を乗り越え天竺へ取経を目指す物語。

水滸伝 成立は明代、作者は羅貫中といわれている。 宋江率いる盗賊団が、水のほとり「梁山泊」に集結し、土地の権力者を懲らしめる物語。宋代の農民の反乱を題材にしている。

金瓶梅 成立は明代、作者は蘭陵の笑笑生。官能小説で、潘金蓮(はんきんれん)、李瓶児(りへいじ)、春梅(龐春梅)(ほうしゅんばい)という3人の妖艶な女性が物語を繰り広げる。

みんな読みたいと思っている本ですが、私が読んだことのあるのは「水滸伝」のみ。「西遊記」は漫画で読みました。これらは中国の「四大奇書」といわれています。