老後の読書は「電子書籍リーダー」で

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今日は12月11日、東京は曇りでした。気温は13度。

皆さんは電子書籍リーダーを使ってますか。私は「Kindle」を1台持ってます。最近この電子書籍リーダーを使って長い小説を読み通しました。大岡昇平氏の「武蔵野夫人」です。よくわからない本でした。結末だけ言うと、女主人公の道子は薬を飲んで死んでしまうのである。自殺という結果だから「明るい」小説ではない。しかし私には、この電子書籍リーダーを使って「分量のある本」を読み通したということで、こういうものも読めるんだという自信がつきました。

電子書籍リーダーは、いろいろと便利である。小さい字は拡大できるし、読みのわからない字もその字をなぞるだけで読みが出てくるし、あとで読み返してみたい個所は「ハイライト」できる。それに何よりも、紙の本に比べて「目が疲れない」と思いました。

少し自信がついたので、今は菊池寛の「真珠夫人」を読み出しました。これは大正時代の新聞小説ですが、戦後も映画化やドラマ化などもされた小説ですから、かなり人気のあった小説ですね。菊池寛の文体は、優しく読みやすい。それと「文藻の豊かさ」というものあると思います。面白そうな小説ですよ。