米国の政権交代で思うこと

今日は3月17日。東京は晴れでした。気温は13度。

16日夜、菅総理大臣は、総理大臣官邸で日本を訪れているアメリカのブリンケン国務長官、オースティン国防長官と会談しました。新政権のバイデン大統領は「アメリカが戻ってきた」と宣言し、同盟国とパートナー国との関係を重視する政策をとっています。

会談では、日米同盟の抑止力や対処力を一層強化し,、両国が主導する形で、「自由で開かれたインド太平洋」を維持・発展させていく重要性を確認した模様です。

政権が変わっても日米関係が今までと同じように強固であることは、変わりはないようです。

しかし、バイデン政権ではトランプ大統領が進めていたメキシコとの国境に「壁」を建設するという政策は受け継がれないようですね。

トランプ氏は2019年2月、連邦議会の予算決定権を迂回(うかい)して防衛予算を壁の建設費用に充てるため、非常事態宣言を発令。退任までに250億ドル(約2兆6000億円)を壁の建設に使っている。壁が建設されないと、この支出は無駄になってしまいますね。もったいないことだと思います。

「不法移民問題」はアメリカの大きな問題なのですね。「不法移民」による親子を引き離す措置は、バイデン氏が副大統領を務めたバラク・オバマ政権でも実施された。ただトランプ政権に比べ、件数はずっと少なかった。バイデン新大統領はこれを受け継いでいないのですね。

「壁」の建設は、「不法移民問題」を解決する明快でよい方法だと思いますがね。