熊本県大牟田市の炭鉱電車100年の歴史に幕を閉じる!

今日は3月4日、東京は曇りです。気温は11度。昨日は「ひな祭り」でしたね、なので3時のおやつには「あられ」を食べました。

熊本県大牟田市で、100年以上にわたって地元の経済に貢献してきた「炭鉱電車」が今年の5月をめどになくなるそうです。ご苦労様でした、といいたいですね。

この「炭鉱電車」は、福岡県と熊本県にまたがる三井三池炭鉱から石炭を運搬するために敷設されたもの。現役で最も古いとされる1915年製の電気機関車も引退する。

旧三池炭鉱専用鉄道の歴史は1878(明治11)年、三池炭鉱の大浦坑から石炭を搬出するために敷設された馬車鉄道から始まる。石炭の需要に伴い、1909(明治42)年から電化を開始、電車が走り始めました。

支線を含む総延長は約18.5kmにも及び、一時期は地方鉄道として旅客の輸送も担い、大牟田の風景として沿線住民から「炭鉱電車」の愛称で親しまれてきました。

しかし、1997(平成9)年の三井三池炭鉱の閉山とともに多くの路線が廃止。1部残っていた路線も今回で廃止になる。

しかし、この辺の炭鉱の歴史は「明治日本の産業革命遺産」として2015(平成27)年に世界文化遺産に登録されているので、後の世の人々にも伝えられますね。