木星探査機、打ち上げ

今日は4月7日、東京は晴れでした。最高気温は20度、最低気温は17度。

太陽系最大の惑星「木星」への探査機「JUICE(ジュース)が、4月13日夜(日本時間)、南米フランス領ギアナのクールー宇宙基地からアリアン5ロケットで打ち上げられる。

欧州宇宙機関(ESA)が主導する探査計画で、日本や米国、イスラエルが参加する。木星到着は8年後2031年7月。

木星は大きさが地球の約11倍、質量は約320倍という巨大な天体で主成分が「ガス」という。こういう星を「ガス型惑星」と呼んでいる。ほかには「土星」がそうですね。

木星には、ガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星がある。イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストである。小さな衛星は90以上も発見されている。

今回は、ガニメデ、エウロパカリストが主要な観測対象だ。3つの衛星は内部に海が広がっていると考えられているので、木星の周囲を何回も周回しながら液体の水に加えて生命のもととなる有機物やエネルギーが存在するかを探る。

探査機にはカメラや高度計、磁力計など10種の観測機器が搭載されており、そのうち6つの機器の開発などに日本が関わっている。

探査機の重量は5トン超で、面積が85平方メートルに達する巨大な太陽電池を備える。

「地球外の生命の存在」に興味がありますね。