木星探査機、打ち上げに成功

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13日に打ち上げられる予定だった「木星探査機」が1日遅れて、14日午後9時14分(日本時間)、ヨーロッパのロケット「アリアン5」でフランス領ギアナから打ち上げられ、「打ち上げは成功」した模様です。おめでとうございます。

この計画は、太陽系最大の惑星「木星」の成り立ちなどを調べる「JUICE(ジュース)」と呼ばれる国際的なプロジェクトで、探査機に載せる機器の開発などで日本も参加しています。

探査機は今後、木星を回る衛星のうち、表面が氷で覆われているエウロパ、ガニメデ、カリストの3つを観測し、地球外の生命が「存在するか?」の解明に挑みます。

探査機は、2031年木星に接近し、2034年にガニメデを周回したあと、2035年にミッションを終える計画です。

今回の探査機について、ESA=ヨーロッパ宇宙機関は14日、探査機と地上の間の通信も確立され、太陽電池パネルを広げて正常に飛行を続けていると発表しました。