今日は8月9日、「長崎原爆の日」です。
戦争も終わりに近づいた1945年（昭和20年）8月9日午前11時02分、広島に続いて2発目の「原子爆弾」が長崎市に投下されました。犠牲者は9万に及んだ。決して少ない数ではありません。長崎の地形が幸いし、原子爆弾の光線を遮ったので、広島の14万人に比べ数が少なくなっているにすぎないのです。「町並みは破壊され、貴重な歴史遺産が失われた。死なないまでも「原爆後遺症」といわれる病にかかって後の人生を楽しむことができない人が続出した。これ以上の戦争は「愚」だったでしょう。
原爆で亡くなられた方々は、「原爆死没者名簿」に記載され「奉安」されます。今年もやく3500人の方が書き加えられるそうです。「奪われた尊い命や「原爆後遺症」によって亡くなられた方々への「哀悼」の気持ちを忘れないようにしましょうね。
今年も長崎平和記念公園では７３回目の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が、午前１０：４０分より行われます。原爆投下時刻の午前１１：０２分には「黙とう」がおこなわれます。併せて「黙とう」しましょう。
《長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典》要綱
• 午前10時35分 被爆者合唱
• 午前10時40分 開式 原爆死没者名奉安
• 午前10時42分 式辞
• 午前10時46分 献水
• 午前10時48分 献花
• 午前11時2分 黙とう
• 午前11時3分 長崎平和宣言
• 午前11時13分 平和への誓い
• 午前11時18分 児童合唱
• 午前11時23分 来賓挨拶
• 午前11時38分 合唱 千羽鶴
• 午前11時43分 閉式
