「脱ガソリン車の動き」さらに強まる

今日は12月9日、東京は晴れ間ものぞきましたが、薄曇りです。気温は12度。

東京都は、都内で販売される新車について乗用車は2030年までに、二輪車2035年までにガソリンエンジンだけの車をなくし、すべてを電気自動車や燃料電池車などにする目標を打ち出す方針を固めました。

東京都は、将来にわたる気候変動対策として2050年に都内の温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指していますので、これを受けたものですね。

「脱ガソリン車の動き」は世界的なものです。英国は2030年までにガソリン車ディーゼル車の新車販売を禁止。アメリカのカリフォルニア州では2035年までにガソリン車・ディーゼル車の新車販売を禁止。ケベック州(カナダ)ではガソリン車の新車販売を禁止。中国では、2035年をめどにすべての新車をEV車やHV車に替える目標を立てています。

脱ガソリン車の目標をめぐっては経済産業省が、2030年代半ばに国内の新車からガソリン車をなくし、すべてをいわゆる「電動車」とする目標を設ける方向で調整しているのですが、東京都は国のこのような動きに対して、東京がけん引して温室効果ガスを出さない取り組みを進める姿勢を示していると言えますね。